松原の部屋

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つばさ観光 つくば230う38・水戸200か2204

前回、「中古で移籍してきたJバスで帰路についた。」と締めたので今回はそのJバスの話と、このまま死蔵しておくのももったいないので同日に運用入りしたMM8のお話を。

事業者:つばさ観光
登録番号:つくば230う38
形式:LKG-RU1ESBA
年式:2011年
所属:本社営業所

元ウィラーエクスプレス(元番不明)のハイデッカーのセレガ。東京五輪の関係者輸送にも参加したらしい。

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22.1.23 いばらきフラワーパーク
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22.1.23 つくばセンター
外観
オール固定窓。床下に仮眠室がないため、元長距離路線車とは思えない仕上がり。言われなければ(言われても?)ウィラー中古とは思えない。前面のLEDはウィラー時代から搭載されているものらしく、普段表示される「つばさ観光」表示の他、「回送」とかも出せるらしい。
ホイールはメッキのものを履いており、ハブキャップも日野のロゴが入ったものを装着。

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22.1.23 いばらきフラワーパーク
内装
現在は4×12列の49人乗り仕様で運用されているが、ウィラー時代は4×10列仕様だったようで、今も荷物棚の座席番号ステッカーにその痕跡が残る。
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22.1.23 いばらきフラワーパーク
運転席直上の液晶画面は純正品より小型のものが取り付けられている他、(おそらく)ウィラー時代のものであろうカーテンレールが残っている。

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22.1.23 いばらきフラワーパーク
運転席
スイッチ類を観察すると、事業者によって配置や数に若干の違いがあるのが面白い。

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22.1.23 つくばセンター
38号車最大の特徴といえるのがこのステップ灯。足元が青く照らされた出入口はどこか高級感さえ感じる仕上がりに。

「一度でも多く乗れますように」と水戸へ向かうMS8の背中を見送り、筑波山経由で帰路につく。沼田~筑波山神社の山道も3速で軽々と登り降り。本当の山道は神社より先の区間だが、そこの走りはまた機会があれば。一口に「Jバスのセレガ・ガーラ」と言ってもADG-RU1系の販売開始から今年で17年。それだけ経っていればバスターミナルがこの顔とMS9で埋まるよなぁと思う次第。

おまけに「元日産観光のクイーンⅠ(中央床下便所付き)」が諸事情で入庫し、その代走で現れたつばさ観光自社発注のMM8のお話。

事業者:つばさ観光
登録番号:水戸200か2203
形式:KK-MM86FH?
年式:2002年
所属:茨城中央営業所

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22.1.23 いばらきフラワーパーク
つばさ観光の自社発注車で、登録番号の遍歴は土浦230あ283→つくば230い283→現在のナンバー。
内装は撮っていないが、別の日に乗車した友人の乗車レポを見るに、座席は4×7列(最後部は3人掛け)+補助席4の31人乗りの様子。補助席のない2列は回転サロンとなっているらしい。

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22.1.23 いばらきフラワーパーク
ホイール
2192がメッキ仕上げのホイールキャップを装着していたのに対して、この車はメッキホイールを履いている。やはり観光バスは足元がメッキで輝いていると全体が締まって見えるように思う。

いつも通り話のオチを見失ったところで今回はここまで。最後に「ひたちのくにめぐりん号」の運行に際して、尽力した関係各所の皆様に心から御礼申し上げると共に、この実験から次のステップに進んだらまた乗りに行こうと思う。

[2022.2.5 追記] 2203号車に乗車した友人のブログ記事へのリンクを追加