松原の部屋

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キハ761にTNカプラー取り付け&KATO製キハ30をTNカプラーに対応させる ~筑波鉄道気動車再現計画(番外編)~

どうもこんにちは

今回は先日完成した筑波鉄道の車両をさらにグレードアップします。

まず弄るのはキハ761。鉄コレベースなので密自連TNカプラーを取り付けることができます。製品状態では両エンド共にダミーカプラーが取り付けられており、他車との併結ができず、落成からかれこれ2ヶ月ほど経ちますが、一度もレイアウトを走ったことのない車両です。
そして当方でも鉄コレ関東鉄道キハ310の導入を決定し、TNカプラー購入の予算も計上されたため、ようやくキハ761にTNカプラーを取り付けることになりました。
ちなみにそのTNカプラーこそが前回購入したTNカプラーです。色はグレーですが、基本的にキハ761はこちら側を常に連結面とする為、問題はありません。


前置き長くなりましたが、作業に移ります。

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まずはダミーカプラーを外します。これは後ろからシャープペンで突けばすぐに外せます。車体側にTNカプラー用のツメがあるため、作業は容易に進むかと思われましたが…

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例によって台車にカプラーポケットにでもするのか首が伸びてますが、TNカプラーを設置するのに邪魔になるので容赦なく切断してTNを装着します。

これでキハ761の加工はおしまい、すぐにでも運用に入れます。


続いてはキハ301の作業に移ります。
こちらはKATO製品なので、基本的にはTNカプラーを取り付けることはできません。ネットで調べてみたところ、KATOカプラーを外し、直接ボディにツメを削ったTNカプラーを貼り付ける方法など多くの方法が散見されましたが、当方はKATOカプラー本体を小加工してTNカプラーとKATOカプラーの両方と連結可能にするという方法を採用しました。

まずはカプラーを車体から外します。

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次に、カプラーの根元から向かって右側のツメを削ります。この時ツメの根元までしっかり削るのが大切で、削りが甘いとTNカプラーと連結できません。

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次にツメを削った側の側面の斜め前に向かってφ=1.0mmのドリルで穴を開けます。
TNカプラーのツメをこの穴へ逃がして連結できるようになります。

この方法を実践してみて、TN装着車、KATOカプラー装着車の両方とも連結試験を行い、無事成功。これでKATO、TOMIX両方の製品と連結できる便利な車両が誕生しました。加工も最小限で済み、新たにパーツを買う必要がないので、皆さんも是非やってみてはどうでしょうか。

今回の作業はここまで。今回の作業によって、キハ761も本格的に運用を始められます。

今回も拙い文章に最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。それではまた次回