松原の部屋

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旅行記のようなもの2020冬 電車とごはん、ときどき観光編

松原です。前回記事の次回予告とタイトルの通り(?)、今回は鉄道と飯テロ回になります。飛行機の写真に関してはTwitterのモーメントにまとめておいたのでそちらをご覧ください。


前置きはこのへんにして本題。

1日目

成田ではバスと飛行機しか撮ってないので博多の写真から。
友人が「博多に行くからには総本店で一蘭が食べたい」と仰るので中洲川端駅徒歩1分(実測値)の総本店へ。
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でかい。めちゃくちゃでかい。
本社ビルの1、2階が店舗になっているようで、1階がテーブル席、2階が一蘭特有の仕切り付きのカウンター席になっていました。
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みんな大好き豚骨ラーメン、麺は一番硬いやつ以外のオーダーは忘れました。

この後食後の運動と称して徒歩で博多埠頭へ。前回記事に「目的があって行った」と書きましたが、その目的がこちら。
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マリンメッセ福岡!!(スマホ特有のザラザラ画質)
中の人はミリオンライブのPなので、昨年開催された6thライブツアーも神戸以外は全てLVで参戦。その福岡公演の会場となったのがこのマリンメッセ福岡であり、旅程を組んでいる段階から行ければ拝んでおきたいなぁと個人的に思ってましたが、同行した友人たちも「海が見てぇ!」(夜8時半)と満場一致で訪問した次第。

閑話休題】関連商品

shop.asobistore.jp
上述の福岡公演のBDです。気になったそこのあなたは買いましょう!中の人の住所をご存じの方はこれをプレゼントされると泣いて喜びます。

2日目

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翌日は福岡タワーに登って上空から福岡市内を一望。天気は曇りで空気は澄んでおらず、天神地区は靄の中と景色は微妙でしたが、なんだかんだ楽しかったのでOKです。2月の平日の朝9時だからか、はたまた新型コロナが猛威を振るい始めた頃だったからか観光客は皆無。エレベーターガールの方が雑談してるほど人がいませんでした。
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福岡タワーを後にして博多駅へ。お目当ては博多駅バスターミナル地下の「牧のうどん」。ここはミリオンライブで箱崎星梨花を演じる 麻倉もも さんの過去のブログ記事でも紹介されたうどん店であり、以前より食べたかった博多フードであります。
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そしてこちらが巷で「ももちゃんセット」ないし「もちょセット」と呼ばれるうどん+かき揚げ+しめじ+かしわご飯(上述のブログではこれにこんぶが付くが、中の人が食券を買い忘れたのでこうなりました)。麺は中硬をオーダーしましたが予想以上に柔らかい。中の人は普段は讃岐うどんや武蔵野うどんといったコシの強いうどんを食べているため、それらの対極にあるような柔らかさは、給食のソフト麺か!と突っ込みたくなるくらいでした。それほど麺が柔らかいので食べてるうちにどんどん汁を吸うため、適宜添えられたやかんから汁を継ぎ足しながら食べていました。

腹ごしらえと博多土産の購入を済ませていざ出雲!と、その前にちょっと寄り道
箱崎駅で「星梨花ーーーーーッ!!!!!!」(原文ママ)とTwitterで叫んで


からのお隣
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千早駅でございます
例によってわかる人にはわかるネタ全開ですが、こちらは割と有名物件なのでご存じの方も多いでしょう。このためだけに降りるのもなかなか馬鹿らしいですが、連れの友人の中にアニマス全話履修済みの友人がおり、爆笑していました。ネタの通じる人がいてよかった。

次の小倉行き区間快速に乗車。九州の列車は転換クロスシート装備なので長時間乗車でも割と快適でした。東日本会社ももうちょっと椅子柔らかくしてくれれば文句はないんですけども…
どういうわけか2分ほど遅れて小倉駅に到着。ここから下関行きの列車に乗り換えるわけですが、門司駅関門トンネルの間にはデッドセクションがあるわけです。そこを自走して越えられる電車は交直両用である必要があるわけでして、そこを越えられる唯一の電車が
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415系であります!!
5172M [普通]下関 Fo117編成 モハ415-117
まさか白電、それもセミクロスの100番台が来るとは思っておらず気分は最高潮。415系鋼製車の上野口撤退以来ですから約13年ぶりの乗車(このFo117編成は大分生え抜きですのでこれが初乗車)でしたが、やはり415系は安心しますね。勝田区の1500番代の引退直前に水戸線で揺られたのを思い出します。

携帯の電波の入らない関門トンネルを越えて2日ぶりの本州帰還。そこから山陽本線で2駅先の新下関駅までは105系に揺られます。(写真無し)
そして新下関から新山口まで山陽新幹線に乗車します。
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750A [こだま750号]岡山 E11編成 723-7011
8両編成で山陽新幹線のひかり・こだま号用に製造されたこの編成、まだまだ活躍する姿が見られそうです。
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3006D [スーパーおき6号]米子 キハ187-6
新山口駅からはスーパーおき号に乗車。普通列車だと5時間以上かかるところを3時間強で座って行けるので大変ありがたかったです。
下関から新山口までは然るべき行先の山陽本線の列車に揺られていれば到達できますが、新幹線を利用するのには時間短縮以外にも理由があります。乗車券類のオタクと旅行業務取扱管理者、その筋の企業にお勤めの方ならご存じかと思いますが、JRの料金券の取り扱いに新幹線と在来線急行の間を乗り継ぐ場合に在来線側の急行料金が半額になる「乗継割引」なるものが存在し、それを利用すると単純に特急を利用するより安上がりになるケースがあります。今回の乗車経路はそのケースに該当し、新山口出雲市だけで特急を利用するよりもその前に新幹線に乗車することで数百円ほど安上がりに済ませることができました。
スーパーおき6号の出雲市到着は20時32分。半日まるごと移動に費やした一日となりました。出雲市駅からは徒歩で某大手ネットカフェに向かおうとしましたが、雪が降っていたため急遽タクシー移動に変更。そのドライバーさんに近くのイオンから大社行きのバスが出ている情報を得られたので翌日はバスで移動しました。ありがとうタクシードライバー

3、4日目

翌朝8時、店を出ると一面の銀世界。関東だったら交通網は麻痺し、在京テレビ局ではL字テロップで交通情報を流しつつ新宿と八王子の駅前からの中継映像を交互に映してるレベルの雪だなぁと思いながらバスに揺られていました。
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そして来ました出雲大社
天気のせいか、はたまた時間帯のせいか恐ろしいほど人がおらず、本当にここが出雲大社なのかと心配になるほどでした。
雪の降り方は徐々に強くなってきたので参道の蕎麦屋で早めの昼食。
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出雲蕎麦ですよ!出雲蕎麦!
中の人は毎年年末になると手打ち蕎麦を30人前ほど打っていますが、やはりプロの打つ蕎麦は段違いに美味い。完飲。ごちそうさまでした。

続いて温泉に入りたいので宍道湖温泉へ。出雲大社から宍道湖温泉までは一畑電車が走っているのでそれに乗車。
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出雲大社前駅ではデハニ50形が保存されており、車内も公開されています。運転台入り放題、機器類触り放題といった環境ながら保存状態は良かったです。
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19列車 [普通]川跡 デハ2101
スマホの縦写真で失礼します。元京王帝都5000系。実車は多摩のれーるランドで見たことがありますが、現役の個体に乗車するのはこれが初めて。れーるランドの保存車と比べて内装の違いはワンマン装置の設置とモケットの交換程度で、スピーカー含めほぼ京王時代のままだった点も好印象。
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321列車 [普通]松江しんじ湖温泉 デハ7002
こちらも縦写真。デハニ50形以来86年ぶりの自社発注車として話題となったこの車両にも乗車できました。JR西日本の225系と共通の部品を使用し、設計最高速度も130km/hなんだとか。

宍道湖温泉では駅から徒歩5分の「ちどり湯」に入館。福岡でもシャワーだけだったので湯船に浸かれるのは実に3日ぶりでした。
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ちどり湯を後にして徒歩で現存12天守の1つで国宝の松江城へ。雪の中の黒い城も美しいですね。

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328列車 [普通]電鉄出雲市 デハ1001
東急1000系東横線へ直通していた頃の日比谷線にも何度か乗車したことはありますが、一度も東急車には乗れなかった記憶。東急線にも縁がなく、1000系列の初乗車が遠く離れた松江になるとは…
一畑電車に揺られること約1時間、出雲市駅に到着。駅のコンビニで夜食を買い込んで乗車するのはこちら
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サンライズ出雲でございます。それでは車内の様子をちょっとだけ紹介。
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今回乗車したのは2号車の階上シングル。個室のドア付近は天井高さが175cmくらいあり、中の人(170くらい)は余裕で立てました。
ベッドは個人的にはちょうどよい硬さでしたが、掛け布団は薄く、ヒーターで客室の室温を高めにすれば快適に寝られるかと思います。
個室内にAC100V/60Hzのコンセントがあり、携帯電話等の充電はできますが、ミニロビー含めWi-Fi設備はないのでそこは注意が必要ですね。
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照明やアラーム、ヒーターの調節などができるコントロールパネル。NHK-FMを聞くことができますが、ちゃんと聞けたのは米子駅あたりまで。それ以降断続的に試してみましたが、横浜駅発車後も聞けなかったのはちょっと残念。
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ここはマニア向け
サンライズ出雲号は岡山にてサンライズ瀬戸号の後ろに連結して14両編成で東京を目指しますが、出雲号と瀬戸号の間を通り抜けられるように貫通路が開きます。家具メーカーと共同設計で木の温もり溢れる編成内で唯一、骨な金属だらけの異質な空間がそこにはありました。出雲・瀬戸編成共に全車両にトイレおよび洗面台が設置されている他、各編成に自動販売機は2ヶ所、シャワー室とミニロビーは1ヶ所ずつ設置されているため、自分がいた約5分間出雲・瀬戸両編成を繋ぐこの貫通路を通る人は皆無でした。
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4032M→5032M [サンライズ出雲]東京 I3編成 サハネ285-203
所定より5分ほど遅れて出雲市を、8分ほど遅れて岡山を発車しましたが、終点東京駅には定刻どおり到着。乗車時間12時間強の列車旅でした。
実は出雲市/高松→東京駅だと特急から新幹線を乗り継いだ方が安く済みますが、サンライズ号が岡山駅に到着する時間帯では東京行きの新幹線は最終列車が出ていることを考えると、宿泊と移動を同時にできる点では幾分優位に立っている(だからこそ新幹線と航空機が張り合う現在もなお運行を継続できている)と思われます。

今回の旅行記のようなものはこれにて終了。次回記事は未定です。それでは。